普段何気なく使用しているテレビや冷蔵庫、洗濯機やスマホなどの電化製品は、『電気用品安全法』という昭和36年に制定された『電気用品取締法』を平成11年に改正した経済産業省が管理している法律によって厳しく規制されています。
電化製品は生活をしていくうえでは非常に便利である反面、品質の問題や誤った使い方によっては火事や感電といった事故を引き起こす危険性があるのは誰もが知っていることでしょう。
『電気用品安全法』はこのような事故を事前に防ぐことを目的としており、対象製品にはPSEの取得を義務付けられています。製品を検査し、無事通過することでPSEマークを取得でき、初めて販売が可能となるのです。
また、PSEマークは「ひし形」(特定電気用品)と「丸」(特定電気用品以外)の2種類ありますが、
- 危険度の高いものは「ひし形」(特定電気用品)
- ひし形ほどではないが事故の危険性があるものは「丸」(特定電気用品以外)
このような分けられ方をしており、普段目にする電化製品(テレビや冷蔵庫など)の多くは丸(特定電気用品以外)のマークとなりますね。
iPhoneのバッテリーもPSE取得が必須
実は、iPhoneなどに使われているバッテリー(リチウムイオン蓄電池)もPSEの取得を義務づけられた対象品の1つとなります。
充電による繰り返し使用による影響でバッテリーが膨張したり、最悪発火してしまったり等の危険性があるので、事故となる可能性を下げるために検査が必要だという訳です。
しかしながら、修理時に開封すると未だにPSE未取得のバッテリーを見かけることがあります。お客様にお話を聞くに、ネット通販で購入して自身で修理したというケースが多いとのこと。
PSE取得は最低限の安全基準を満たした証明でもありますので、安全であるかどうかも不明なバッテリーを購入するのは正直オススメは出来ません。
iPhoneお直し本舗各店舗ではお客様に安心してご利用いただけるよう、使用する全てのバッテリーはPSE取得済みのバッテリーとなっております。
バッテリーに限らずお使いのiPhoneで気になることがありましたら、是非お近くのiPhoneお直し本舗にお問い合わせください。
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